サステナビリティ

「感染から世界を守る」というミッションのもと、ドイツ本社を中心に実施している取り組みをご紹介します。

Nachhaltigkeit

私たちの立ち位置

サステナビリティレポートでは、シュルケの変革の進捗状況を示すとともに、サステナビリティの向上に向けたドイツ本社の現在の取り組みを紹介しています。サステナビリティレポートは、世界有数の枠組みであるGlobal Reporting Initiative(GRI)のガイドラインに従って高い水準を確保しています。最新のレポート(英語のみ)はこちらからダウンロードいただけます。

取り組み

シュルケは、環境のサステナビリティが常に社会的および経済的サステナビリティと密接に結びついていると確信しており、さまざまな取り組みによって総合的なアプローチを追求しています。

サステナビリティ戦略

シュルケでは、全社レベルで包括的なサステナビリティ戦略を実行しています。チーフサステナビリティオフィサー、ESG&サステナビリティマネージャー、および各ビジネスユニットのサステナビリティ責任者とともに、同戦略の実行を推進しています。

科学的根拠に基づいた目標設定

気候保護に関しては、意欲的な目標を設定したいと考えています。シュルケは2022年6月より、Science Based Targets Initiative(SBTi)に参加しており、SBTiウェブサイト上で参加企業として社名が公開されています。この取り組みを通じ、気候変動問題に関するパリ協定の目標達成に向けて、国際的に認知された科学的根拠に基づくアプローチを用いています。SBTiへの参加は、気候保護に貢献するというシュルケの明確なコミットメントを示すものであり、私たちにとって今日の環境サステナビリティ活動における最も強力な方策です。

サーキュラーエコノミー(循環型経済)

バリューチェーンに沿って無駄を省くため、シュルケはパッケージデザインをサイズ調整などで最適化し製品保護と患者さまの安全に関する規制の枠組みが許す限り、リサイクル可能な素材の使用に努めています。

サプライチェーン

グローバル化した世界において、シュルケの責任は自社工場の敷地内にとどまりません。そのため、サプライヤーの選定にあたっては、信頼性の高い基準を設定し、サプライヤーの変革を促進しています。

ダイバーシティ(多様性)

従業員の多様性は、サステナビリティ目標の達成に役立つ財産です。そこで、2025年までにシュルケのダイバーシティをさらに強化するべく、「ダイバーシティ憲章」に署名し、「ダイバーシティロードマップ」を策定しました。

私たちのサステナブルな取り組み

先を見据えて責任ある行動を

responsibly

シュルケのミッションである「We protect lives worldwide(感染から世界を守る)」は、総合的かつ持続可能なアプローチに基づいています。ビジネスパートナーとともに、私たちは人々と環境を守るために大きな変化をもたらすことができます。より持続可能な未来に向けた明確なビジョンのもと、私たちはすべての行動において、責任を持ち持続可能かつ意識的に行動するよう努めています。

企業倫理と企業の社会的責任

social

私たちの行動と働き方は、高い倫理基準に基づいています。行動規範、贈収賄防止、サイバーセキュリティなどの重要項目に関する定期的なコンプライアンスおよび倫理トレーニングは、シュルケにとって当然のことです。シュルケは、サプライヤー行動規範の原則を遵守し、責任を持って行動する第三者との取引に努めます。

ガイドラインと認証

guidelines
サステナビリティマネジメントと環境保護のパイオニアとして、シュルケは1996年以降、Eco-Management and Audit Scheme(EMAS)認証を取得しています。ISO 9001、14001、13485に基づく統合管理システムと、GMP、GDP、GVPに準じた認証が、シュルケのサステナビリティへの取り組みを補完します。詳しくは「2021年サステナビリティレポート」をご覧ください。また、各種協会への参加や専門的なネットワークの構築も進めています。シュルケは30年にわたり、German Association for Environmentally Conscious Management(B.A.U.M.)の活発なメンバーであり、German Association for Medical Technology(BVMed)およびIndustrial Association for Hygiene and Surface Protection for Industrial and Institutional Applications e.V.(IHO)にも参加しています。

エネルギー効率

energy efficiency

近年、シュルケは気候保護を推進するために、大規模かつ単発的な対策を数多く実施してきました。ドイツの多数のオフィス拠点と最大の生産拠点で、エネルギー供給がグリーン電力に切り替えられ、購入電力に占めるグリーン電力の割合が増加しました。

Science Based Targets Initiative (SBTi)への参加

Science Based Targets Initiative

シュルケは、国際的に認知された科学的根拠に基づくアプローチを用いた気候保護活動の推進に重点を置き、積極的な貢献を行うことを公約しました。2022年6月23日より、schülkeはScience Based Targets Initiative(SBTi)参加企業として登録されています。
(https://science­based­targets.org/­companies-­taking-­action)

同イニシアティブは、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、ならびに世界自然保護基金(WWF)の支援を受けています。SBTiは、科学的根拠に基づくベストプラクティスと、参加企業の独立した評価を定めています。シュルケは、現在(2022年8月17日現在)同イニシアティブに参加している世界中の3,547社のうちの1社です。SBTiへの参加は、気候保護改善に向けたシュルケの明確なコミットメントを示すものです。

インクルージョン & ダイバーシティ

inclusion

シュルケは、さまざまな背景や考えを持つ人たちを統合する企業文化の創出に取り組んでいます。そのために、年齢、性別、ジェンダー、性的指向、国籍、民族性、世界観、障害を含む多様性を多面的に理解します。ダイバーシティは、尊重、文化的多様性、寛容性、透明性で相互交流を支援し、私たちがさらに発展するための絶好の機会を提供します。2021年1月、シュルケは「ダイバーシティ憲章」を制定しました。これは、企業における多様性を促進するための雇用主主導の取り組みで、その目的は「ドイツの職場における多様性の認識、評価、インクルージョンを促進する」ことです。

安全衛生

health

労働環境関連法規の遵守は、言うまでもなくシュルケの最優先事項です。安全を脅かす行為の報告系統を持つことが、安全衛生における継続的な改善に役立ちます。

モビリティ

mobility

CO2排出量の継続的な削減を目標に、シュルケは出張規程ポリシーの改訂を含むモビリティコンセプトを策定しました。モビリティコンセプトの実現に向けたプロジェクトとして、2021年にJobRadを導入し、2022年にnextbikeステーションを設置することで、ノルダーシュテットの全従業員にエコロジー的に価値のある代替交通手段を提供すると同時に、接続性の向上を図りました。

製品責任

product responsibility

シュルケの製品は、世界中の人々を感染症から守るために役立っています。昨年だけでも、患者さんや医療従事者を院内感染から守るために、30億個を超える製品が使われました。

シュルケは、常に高い品質と安全性を維持しながら、リサイクル可能な素材とパッケージを使用することで、製品ポートフォリオを持続的に最適化することを目指しています。たとえば、mikrozid® AF Jumboワイプでは、素材を最適化することで約18%のPET削減に成功しました。これは、この製品だけで年間45トンのPET削減に相当します。

また、schülke wipes safe & easy baglessの包装を最適化し、取り扱いの簡素化に加え、99.5%のリサイクル率を達成しました。非常に優れたリサイクル性は、主要な国際研究グループであるEurofins Scientificによって確認されています。

さらに、octenisan® Setは、新しいサステナブルなパッケージで提供されています。本製品はビニール袋ではなく、100%リサイクル可能な折りたたみ式段ボール箱に入っており、ドイツ国内で生産されています。


2021年サステナビリティレポート

EMAS Environmental Statement 2022

EMAS Environmental Statement 2022

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